基礎工事

新しい機械を迎える為の基礎工事です。

機械重量が重いから基礎が必要なのです。

ただ重いから、だけではなく切削の衝撃や軸移動の慣性に耐えうるためにも基礎

工事は必須です。

機械メーカー時代に基礎を疎かにして後悔したユーザーを何社も見ました。

基礎工事をするだけで精度も切削性も精度安定も向上します。

いいことづくめなのですが、いかんせん費用と時間が・・・

今回は1か月半の養生としました。

どうせ据え付け後1年でレベルはぐちゃぐちゃになるのはわかってるけど・・・

 

新機械の準備

新しい機械を導入する準備が着々と進んでいます。

本格的に稼働するのは6月くらいかと思います。

まだまだ先のように思いますが、関西弁でいう”ゆうてる間に”というやつです。

3月には基礎工事、4月には納入、5月から徐々に稼働 とばたばたです。

ひとまずは隣の第二工場に古い機械を移設です。

前職でもお世話になったことのある重量屋さんに依頼しました。

いつもながら重量屋さんの手際の良さとチームワークには感服します。

作業開始から誰一人として休むことなく、各個人が役割を手早くこなします。

かといって急ぎ焦れば事故も起こりうるわけで、あくまで丁寧にそして迅速に

作業を行う様子は惚れ惚れします。

ラジアルの移設もお願いしたのですが、アンカーの効きが悪いということで

なんと次の日にもわざわざ硬化ボンドとガスバーナーを持参してくれました。

一昔前(といっても10年前)の重量屋さんと言えば、作業は早いけども

暴言・叱責は当たり前、煙草を吸いながら作業する荒くれものが多いという

イメージでしたが、挨拶言葉遣いはあくまで丁寧で終始明るい現場でした。

こちらの意識も変えねばいかんですね。

今回は移設のみ。

来月は新規納入で同じ重量屋さんで、楽しみです。

 

小さいからといって

最近はアジが楽しいです。

ルアーでアジを釣る「アジング」というやつです。

アジングという言葉が出だしたとき、なんでもingつけりゃええてもんちゃうぞ

と思ったもんです。

まさか自分がこんなにハマるとは思いもよりませんでした。

ほっそい竿にちっさいリールつけて、髪の毛よりほっそい糸にかっるいルアー

ライトタックルとはよく言ったもんで、指一本で持てる軽いセットです

魚のアタリは繊細、、、とはいえちゃんとした道具を揃えれば誰でも釣れます。

ちゃんとした道具さえあれば・・・

マグロのようなビッグゲームの対極にあるアジの釣りですが、そこは相手が魚

という大きな共通項があるわけで、やっていることは何ら変わりません。

何を使えば、どこに投げれば、どうすれば釣れるのかを追求するのは一緒で

こちらの考えがピタッとハマって釣れた一匹は無上の喜びを体現したかのように

手元で暴れまわります。つくづくあー楽し、と声が漏れる大人の夜遊びです

問題は成果物です。問題が起こるのは過程ではなく結果と影響です。

子供を寝かせてから出発し、深夜遅くに帰り、持って帰る成果物はアジ

アジはどこまでいってもアジなのです。

深夜に帰ってくるので、次の日はポンコツです。

父ちゃんは眠い。

子供のスイミングに送り出し、見学フロアで立ったまま寝るくらいに眠いのです

そんなにポンコツになりながらも持って帰ってきたるは只のアジ

嫁に馬鹿にされながらも今夜も風予報アプリとにらめっこです

シーズン終了しました

一番好きな季節は?と聞かれたら夏!いっぱい遊べるから!と低IQな回答を

していましたが、昨今のあまりの暑さは夏嫌いを選択せざるを得ません。

10月も後半に入り、11月が目の前に来ているというのに未だ半袖生活という

のはさすがに異常ですね。

夏と言えば和歌山キハダマグロを追い続けていますが、黒潮の蛇行に悩まされ

どうにも良い日に巡り合えませんでした。

8月になんとか一本とれたものの、それからは縁が薄く・・・

「いまめっちゃ釣れてる!」というタイミングでは仕事が忙しく行けず。

取引先様にお誘い頂いたタイミングでは「昨日まで良かった」・・・

先日のカツオで今期のキャスティングは終了しました。

まあ釣りとは、自然とは得てしてそんなものです。

反面、仕事は好調をキープしています。

あっちの作業に追われ、こっちの納期が迫ってきている、そんな毎日です。

今夏から来てくれているベトナムの子も順調に仕事を覚えてくれて助かります。

日々いろんなものに追われ、何か忘れているような・・・

あ、HPの更新や。

ということで適当に書いてます。

暑い最中ではありますが

6月後半の梅雨最中にあって本日は中休み的な晴れ間に爽やかな気持ちなど微塵

もなく、うだるような暑さが容赦なく襲ってくる初夏です。

弊社は工場、事務所の全てが冷房完備なので仕事中はそれなりに快適ですが

配達や打ち合わせで外に出ると梅雨も明けていないのにすでに地獄

このままだと7、8月の必要のない外出はもはや危険です。

さて最近はというと周辺では暇や暇やと、暑い陽気と真反対の寒々しい景況

がよく聞かれます。

皆さま口々に仰いますが、実際の現場に伺うとそれなりに動いている感はあり、

本当に暇2割、ちょっと動き悪いかな位が6割、変わらず忙しい2割

といったところでしょうか。

弊社はというと上の6割の中でもちょっとコマシな方かと思います。

なんとかかんとか良い決算を迎え、新しい補助金の話も進み、どうすれば

従業員給与を増やせられるか社長と相談の日々

悩みは多けれど前向きな悩みばかりなのはありがたい限りです。

ただ悩みの種は増えれども、中々花も咲かずに季節は進むばかりで悶々とします

 

季節が進むというか、進みすぎているのか判らないのが海の状況でして

先日お客様と明石のタコ釣りに行きましたが、釣れるのは例年8月くらいの

新子(赤ちゃんタコ)ばかり。水温とタコの成長は直結する話ですから、海の様

相が2カ月ほど先取りになっている感があるか、とおもいきや

和歌山南部では冬の風物詩のトンボ(ビンチョウマグロ)がまだまだいけるとい

うおかしな状況。

昨年は5月GWまで、でしたが今年は5月末でもいっぱい釣れました。

6月末も見えている今もまだまだ釣れています。

マグロ類は季節というよりも黒潮の流れに依存するので南方からの流れも大きく

狂っているのでしょう。

いずれにせよ超近海から遠洋まで、例年通りという言葉が通用しません。

閑話休題

初夏とは言えない気温に暑い暑いと文句を垂れながらも鉄工所はまだ恵まれてい

ます。第一次産業と違って季節の狂いはそれほど景気に直結しませんから。

今日も今日とて終わらない見積と手配の山を尻目にこれを書いています。

暑かろうが寒かろうが目の前の仕事に追われる日々です。

それよりちょっと先の展望は・・・

社長に任せとこっと

 

 

 

フォークリフト導入しました

GWまでが馬鹿みたいに忙しく、何度も諦めようかと思いましたが(それでも

釣りは行ってた)なんとか乗り切りました。

無事に決算を乗り越え、新しい期を迎えました。

第二工場は完全な物置状態ですが事業再構築補助金のスタートが見えてきたおか

げで、どんな機械でどんなシステムを構築してくのか、やっとこさ目標が見えて

きた感じです。

第二工場にはクレーンも無いためこの度フォークリフトをお迎えすることに。

0.9tと軽量のものですが新車です。ピカピカです。

この業界でそこそこやらしてもらってますが、恥ずかしながらフォークの運転

は初、とのことでゆっくりゆっくり運転してます。

こんなに難しいものだとは思いもしませんでした。

多くの現場でフォークを使って荷下ろししてもらいますが、改めて皆さん尊敬

これはね

無理ですわ

 

2024年 新体制

2023年も間もなく終わろうとしています。

弊社は年末らしくバタバタと忙しなく、気ばっかり急いていますが

なんとか元気に仕事をこなしています。

それなりの仕事量を頂けているのは有難いことですが、周りの会社さんは

ず~っと暇や~ とぼやいている所も少なからず、といった感じです。

製造業の最下流と言ってもよい我々の仕事は波が激しいため、忙しいときは

とことん忙しいけど、暇なときは閑古鳥すら寄り付かないほど暇にもなります。

それでも忙しいときの仕事量を少しでも多く確保したい、と思いつつも

新たに機械を置くスペースも無く困っていました。

そんな中、すぐ隣の工場が空くというまさに僥倖。

「隣の土地は倍出してでも買え」とはよく言われることです。

買いはしませんが、光の速さで不動産屋さんと契約しました。

ということで2024年より第二工場をオープンします。

それほど広くも無く、まだまだガラガラで機械も何も入っていませんが

2024年の目標は新設備導入と人員増強を行い、生産効率とキャパUPです。

2024年も株式会社トーシンを宜しくお願いします。

 

 

大判いただきました

おおばん、ではなく だいばん と読むそうです。

先日和歌山で釣れた大判カツオを頂きました。

近所の取引先で釣り友が釣ってきたものを持ってきてくれました。

10kgはあろうかという最高のカツオです。

ルアーのフックが下あごの掛かっていたためか、船に抜き上げる時に

顎ごと取れてしまったようです。

このため昔からカツオ漁具は上顎に針がかりするよう工夫されてきたようです。

近年のカツオマグロブームで昔からの漁具を最新の釣り具にセットする方法が

どんどん広まってきています。

そんなニッチな情報も釣り具さんか漁師さんに教えて貰っていた昔に比べて

YoutubeやSNSで簡単にわかる時代になりました。

便利~

ポン酢とごま油、ニンニクで作ったタレで脂のり最高のタタキで頂きました。

まあまあの大きさの一柵をほとんど息子にたべられましたが・・・

ダライ粉?切粉?

ダライコ とは切削屑のことで、当社のようなフライス仕事や旋盤加工屋さんで

仕事をした際に出る屑のことです。

金属なので勿論売れるわけで、専門の買い取り業者さんが沢山います。

金属と一括りにしていますが、鉄、ステンレス、アルミ、銅、チタン・・・

様々な被削材を相手にしているので材質が変わるたびに機械とその周辺掃除が

大変です。なにしろ少しでも混ざっていると(例えばアルミに鉄が少しでも)

その買取価格は一気に下がります。

最近は鉄材料はじめとしてあらゆる材料価格が高騰しているので、それに

伴ってダライ粉買取価格も上がっているため掃除も回収も必死です。

ところで「ダライ粉」の言葉を使うのは西日本が多いそうです。

以前勤めていた機械メーカーでは「切粉(キリコ)」としか呼びませんでした。

各地を渡り歩いた営業マン曰く「ダライコは関西弁」とのこと。

ほんまかいな、と思いましたが確かに一般的に使うのは大阪の営業だけでした。

そういえば昔読んだ黒川博之の小説では「蛇螺粉」と解釈されていました。

蛇螺粉回収業で細々と生計を立てている主人公の話で、やはり大阪が舞台でした

当て字としてはなるほど理にかなった字面だと妙に納得した覚えがあります。

ところが今調べてみるとダライ盤というオランダ由来の旋盤が語源のようです。

なぁんだ、という感想ですが、同時に「蛇螺粉」という字面の説得力が大した

もんだと思いませんか?

例え間違いだとしても正直「こっちでええやん」とすら思います。

今日も今日とて熱々の「蛇螺粉」がバケット一杯にあふれています。

シカルやマシニングから出てくるそれはまさしく蛇の螺鈿といった様相です。

ただバケットの中は螺鈿のおかげでほとんど空気・・・

大した価格にはなりません。

チップクラッシャーでも買ってやろうか・・・

いやそんなもの買ったら遊んじゃうしな・・・

毎日そんなことを考えながら掃除をしています。

*チップクラッシャ

(18) The Crusher Destroy Everything Process is Amazing – YouTube

台風一過

台風7号がお盆休みに直撃したせいで釣りの予定が無くなりました。

和歌山の馴染みの船長からカンパチのお誘いを頂いたのですが、見事に中止

天候ばっかりは仕方ないと諦め、漁港ではなく会社へと来ました。

当社も含め周辺の会社は殆ど休みですが、皆さん被害が無いか心配のようで

ちらほらと工場のシャッターが空いています。

お隣の製缶屋さんも当社も目立った被害は無く一安心です。

折角来たのでしばらく仕事をしてから水槽の手入れです。

お盆休みの間絶食状態の熱帯魚に餌をあげて、低床掃除と換水をしました。

60cm水槽はあえて電気を落としていたおかげでコケが一掃され、さらには

ニューラージパールグラスから小さな新芽が沢山出て綺麗な草原の様相です

厚みも制御出来ているので、一応はレイアウト完成でしょうか。

このまま長期維持を目標としているので、1年は持たせたいところです。

Co2は無くても問題ないのですが、ADAのビートルカウンターが見たいので

そのまま稼働です。ランニングコストも月100円程度なので腹も痛みません

唯一気がかりなのはトリミング

草原が厚くなりすぎないようにカットしたいのですが、至る所にミナミヌマエビ

の稚エビが潜んでいるようです。

換水作業程度なら救い出すことはできても、トリミング時は流石に無理

この子たちが大きくなってから、と思ってもまだまだ抱卵個体がいるので

永遠にタイミングが来ないかもしれません。

稚エビ対策と大規模トリミング(しかも前景草のみ)の両立方法を

誰か教えてください・・・