写真はシカル加工です。
約200mm程の径の丸棒を、四角に削っていきます。
その後、門型マシニングや横中ぐり盤を経て、最初の丸棒からは想像もできない形へと変貌していきます。
いわゆる削り出しですね。
時間は掛かりますし、もちろんコストも掛かります。
ですが、製缶に比べ強度も精度も申し分ないものが出来上がりました。
写真は工程のほんの一部、スタート地点の加工ですが、ここで適当な仕事をすると後で痛い目をみます。
事前に各工程の担当者全員で擦り合わせを行い、あーでもないこーでもないと議論します。
結論はただ一つの「いいものを作る」だけなのに、何通りものアプローチの仕方を考えて加工しました。
これまた頑張っただけに完成品を載せることが出来ないのが辛い所です。